犯罪をしたと疑われている場合の対処法
弁護士コラム
何かしらの犯罪をしたと疑われ、任意同行を求められたときには、すぐに弁護士に相談することをおすすめします。
警察の捜査は、逮捕される前にも行われています。
任意同行を求められても拒否してしまうと、逮捕される可能性が出てきてしまいます。
任意同行を求められたら、すぐに弁護士に相談し、どうやって対応するか、捜査へどのように協力するのかなど弁護士のアドバイスを基に決めていくことが大切です。
捜査には大きく分けて２種類あります。
１つ目は、本人等の同意を得てなされる任意捜査、２つ目は、本人等の同意がなくとも、令状に基づいてなされる強制捜査です。
警察から話を聞かせてほしいと、任意同行・出頭要請を受けることがあります。
「任意」との文字からも分かる通り、同行を拒否することや、同行したとしてもいつでも帰ることができ、また、警察署ではない別の場所で話をすることを求めることもできます。
ただし、任意同行を求められる段階では、容疑がある程度固まっており逮捕が近い場合があるため、同行を拒否すると逮捕に踏み切られる可能性があるので注意が必要です。
任意同行を求められたら弁護士に相談する
任意同行を求められたら、弁護士に相談し、具体的な対処法を検討しましょう。
何もわからない状況において自分一人で警察署などに出頭し、取り調べに応じるのは危険といえます。
警察の雰囲気・圧力により、やってもいないことをやっていることにしてしまい、供述調書にサインしてしまった場合など、取り返しのつかないことになってしまいます。
任意同行される場合、弁護士に事前に相談し、対応を相談することをおすすめします。
そういった時間がない場合でも、弁護士と話してから捜査に協力したい、と申し出ることができます。ケースにもよりますが弁護士との話をする時間を認めてくれたり、場合によっては、弁護士が同行することも可能な場合もあります。
任意同行される可能性を感じたらすぐに弁護士へ相談しましょう。
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