労働者は業種・職業を問わず、会社側に残業代を請求できます。
原則として1分でも残業が発生したら、会社側には残業代を支払う義務があります。
しかし実際には「サービス残業」とされ、残業代が正当に支払われていないケースがあります。
ここでは、気を付けたいポイントを説明していきます。
まず、未払い残業代の時効は2年です。
それゆえ、さかのぼって請求できる残業代は2年間までとなります。
できるだけ早めに対応することが重要となります。
残業時間の立証や請求金額の算出が必要となります。
タイムカードのコピーなどがあれば確実です。
ただ、最近は雇用形態や賃金契約も多様化しているので、状況に合わせて請求金額を算出する必要があります。